スキウタ中間発表関連記事。
投票制にすると平均的な結果にならないだとか、ネット投票可能だと若者の投票が多くなるだとか、ある程度予想できると思うんだけども、局としてはいろいろ“予想外”だったらしく。 大々的にやっている割にはどう番組に生かすのかはっきり明記されていなくてよくわからないと思っていたのだけど、やってる方も結構泥縄っぽい。
“紅白はランキング番組ではない、参考にするだけ”って文字で見ると開き直りのようでかっこ悪いけど、実際に広く楽しんでもらう番組にするのならそれぞれの記事にもあるように、年代別のランキングとかジャンル別のランキングとか、集まったデータをやりくりして番組作りに役立てるというのがいいんでしょうね。
■NHK大弱り…紅白「スキウタ」中間発表@zakzak
・上位には若者向けの曲がずらり
・このままでは演歌や童謡などが放送できなくなる」(関係者)と大弱り
・目玉として企画されたアンケートだが、問題は山積
■中間結果 1位はSMAPとモー娘。@デイリー
・「WHITE BREATH」(白3位)、「HEAVEN’S DRIVE」(白18位)、「fragile」(紅25位)…。いわゆる“紅白世代”には難しい曲名が並んだかもしれない
・あくまで“本番”の参考資料だが、最終結果で上位の曲を歌う歌手には出演交渉する用意があるという
■最近の歌ばかり…紅白60曲中間発表@ニッカン
・89年以前の曲は14曲にとどまったため、同局は「世代別集計も必要」と新旧楽曲を調整する考えも表明
・大々的に実施したアンケートは10月末に締め切られるが、どこまで反映されるか、流動的になった
・アンケートはあと1カ月続くが、こうした傾向のまま終了し、アンケートを尊重した内容にすれば、高齢者があまり楽しめない紅白歌合戦になる可能性もある
・NHKはこの日急きょ「世代別の集計の必要性を感じる。結果を重視するがランキング番組ではない。参考にするだけ」と説明
・「このデータを今年の紅白の大きな柱にする」とアンケートを大々的に宣伝してきたが、現実には調整を余儀なくされる展開に
・(ネットや携帯電話での投票が可能なため、組織票や若い世代の方が投票しやすい環境ということもあって、こうした傾向が出ることはある程度予想できた)
・NHKはアンケートを完全に反映させるとは言っていないが、アンケートに積極的に協力した若い世代の投票が「死に票」になる可能性はある
・番組でアンケートをどう反映するかは、これから決めるという
■「紅白で聴きたい曲は?」紅はモー娘。白はSMAPがトップ@サンスポ
・「どの曲も僅差。毎日、順位が入れ替わっている状況で最終的には全く違うことになる可能性もある」
・予想以上に“現役”の曲が多く、懐かしの"あの歌"が少ないという結果が出た。
・茂手木部長は「紅白はランキング番組ではない。皆さんが聞きたい曲の傾向を知り、それを参考にして演出を考える」と説明
・アンケート結果をもとに局側がアーティストに歌わせたい曲と、アーティスト側が歌いたい曲が違う可能性も
■紅白「スキウタ」1位はSMAP、モー娘@スポニチ
・上位にポップスのヒット曲が並んだ結果に同局は困惑気味
・「この結果の上位曲が即、紅白で歌われるわけではない」とあくまで演出の参考リストであることを強調
・アンケート開始時に年代別集計の話は出ておらず、番組が偏った結果にならないための配慮を急きょ取るドタバタぶりとなった