西川さんのお母さまの訃報がショックだ。
ファン目線で気持ち悪い表現かもしれないけど、西川さんをこの世に生んでくれた特別な存在。よく話題にも出ていたから親近感もあったし、まだお若かったし、残念。悲しい。
そして、西川さんの喪失感を想うと辛い。
と思ってた矢先に本人のツイート。
引用するのも心が痛いけれど一応。
既にニュース、新聞等でお聞き及びのことかと存じますが、母、西川一子が去る八月二十九日 午前一時五十六分に永眠いたしました。亡き母が生前中に賜りました皆様方のご厚情に対しまして、親族一同厚く御礼申し上げます。また葬儀に関しましては、近親者のみで執り行いますこと、何卒ご了承下さい。
— 西川貴教 (@TMR15) 2017年8月31日
Twitterでの報告なんて、せめてこの2日を終えてからでいいのにね。記事は出ちゃったけど、芸能人してじゃなく一人の息子として過ごしてこられますよう。。
ちなみに亡くなられた当日は幕張メッセで『UTAGE!まだまだ夏は終わらないぞスペシャル』(TBS・9月14日(木)19時56分〜22時54分)の収録だった模様。
大変な時に収録可能な限り参加頂きありがとうございます。御冥福を心よりお祈り申し上げます。
— 美濃部達宏(放送作家) (@minobetatsuhiro) 2017年8月31日
番組ページには「西川貴教」で掲載されているけれど、T.M.R.としてなのか、先日発表のあった西川貴教名義のものなのか…?
どちらにせよ、放送見るのつらいな……………
また、イナズマまであと2週間のこのタイミング。同時に本人名義のリリースもあるし、このさき落ち着く間もないんだろうな。。。そのくらいの方が気が紛れてよかったりすることもあるかもしれないけれど、西川さんの場合はどうだろう。。ともあれ、否応なしに考える間も与えられなさそうで人気商売の切なさを感じ。
“褒めてくれる爺ちゃんがいなくなって剣道をやめてしまった”という昔のエピソードがあったから、褒めてくれるオカンがいなくなって抜け殻のようになってしまったら……という不安がほんのちょっとだけよぎったけれど、本当に孝行息子で自慢の息子だったであろうことを誇りにこの先も強く頑張ってほしい。
Eテレ『世界の哲学者に人生相談』から
話が前後してしまうけれど、8月26日(土)に放送されたEテレの『世界の哲学者に人生相談』(※9月2日(土)に再放送の予定あり)を見た。
“死ぬことが受け入れられない”
“世界の哲学者に悩みをぶつけたらどんな「名言」で答えてくれるか”という内容で、西川さんからの悩みは「自分の人生とか、死ぬっていうことがまったく受け入れられない」だった。
「自分の頭の中にあるやりたいことをするには、人生あと4周くらい必要だ」と、すばらしいバイタリティを披露してくれた一方で、西川さんが子どもの頃から死を恐れているという話は度々耳にする。西川さんと同じタイプの怖がり方かわからないけれど、自分もそう思う子どもだったので共感するところがある。
自分は小学校低学年あたりかな、いまある「意識」が「無」になること、輪廻転生などがなければそれが「永遠に」「無」であるということが恐怖で、死んだらどうなるのかと親に泣きついたことがあった。最近だと、次に日本で皆既日食が見られるのは○○年後、などと聞くと、それ、自分は見られるかもしれないけれど親はぎりぎりかもしれない、と計算してしまうし、隣に親がいたりすると、どう思ってこのニュースを聞いているのかと思っていたたまれない気持ちになる。
だから、この悩みへの回答に興味があったのだけど、哲学者からの回答としてはソクラテスの「正しく哲学している人びとは 死ぬことを練習しているのだ」だった。
西川さんも納得いくような顔はしていなかったけれど、私もこの話はよくわからず、結局悩みの解決には至らなく残念。(ほかの悩みへの回答ではなるほどと思うことも少しはあったのだけど)
余談)みちょぱとウチの父
ここまで恐れるタイプの人間がいるのに対し、出演者の一人だったみちょぱさんは全然恐れていない様子。「いつ死んでもいいように楽しく生きればいい」「明日死んでも後悔しないと思う」「意思がなくなるなら後悔もない」。磯野貴理子さんに、みちょぱはまだ若いから、と言われていたけど、西川さんも私も子どもの頃からそういう意識があったのだから年齢に関係なく人によるんだろう。みちょぱさんみたいに生きられたらラクだろうな。
哲学的思考をしていると思えばいいのかもしれない(?)けれど、答えの出ないことに悩むことってものすごく無駄だとも思ってるので、みちょぱさんの思考が羨ましい。人生トクしてると思う。
ちなみにうちの父親は完全にみちょぱさん側。やってみないとわからない、やってだめなら仕方ない。諦めがよいというか、すぐ割り切って変に悩まないのよね。私は石橋をたたいて壊すタイプだから真逆すぎる(笑。
この番組では西川さんの気持ちを整理するようなことはできなかっただろうけど、真逆の人の考えに触れると、違うとらえ方になにか発見があるかもしれない。
フジテレビ『ボクらの時代』から
さらに、翌8月27日(日)の朝に放送されたフジテレビの『ボクらの時代』。
高見沢さん、武部さんにと60代のお二人が一緒だったので年齢の話にもなり、こちらでも ただ長生きしてもしかたない、健康寿命が長くなくちゃ で〆ておられました。
ちょうどこの番組で「10周年の時に言おうと思っていたけど、イナズマをやろうと思ったのは闘病中の母親に会いに帰る口実を作りたかった」と話していたばかり。このオンエアから日が経っていないだけに、今年間に合わなかったことをよりつらく感じてしまう。なんとしても今年のイナズマが無事開催されますように。そして、滞りなく、気持ちのあるイベントとなりますように。。
追記(9月1日)
twitter(インスタ)の投稿。
もしかしたら強がってるような部分もあるかもしれないけど、しっかりした文章に安心した。
やっとひと息やな。おかんも初めてのことづくしで、大変やったね。
僕も初めて喪主とかやれ言われて、なんぎしたわ(苦笑)
でも、ええ経験なったよ、ありがとう。
これからは僕がおかんの目や耳の代わりに… https://t.co/37NtjKqZqk— 西川貴教 (@TMR15) 2017年9月1日
穏やかな口調が、逆に泣ける。
訃報の知らせに泣き、インスタのコメントに泣き。イナズマの会場で泣かない自信がない。。
→ 自分の代わりに生きてくれたら救われる、かな に続く