T.M.R. LIVE REVOLUTION’13 -UNDER:COVER2- 座間初日・2日目

あからさまなネタバレはないですが、未見の方と初日を楽しまれた方は見ない方がいいかもしれません。
座間初日を終えて。
ものすごい拒否反応、全く受け入れられない。
これは大変なことになった。
これまでが好きだっただけに、絶望感。終わったか、という悲しさ。
最初は映像に突っ込みをいれたり爆笑しそうになるのを必死にこらえたりと余裕があったけれど、途中から全く笑えなく。
映像に1曲ずつ組み込まれてるから、ライブ感はないし、(今までの)西川くんのライブの良さが全然感じられない。 本編全てがそれ。
これまでも宗教ぽいよねと笑っていたけど、あの世界観にリアルな宗教ぽさを感じて、もうどこへ向かっているのかと。
カラオケが多いのも興ざめ(これはコラボものが多いから仕方ないし、やる前からわかっていることではあったけど)。
MCも、こちらの反応を見つつのチグハグな印象。無理に和ませようとしても空回り。痛々しくみえるくらい。
アンコールの曲も、アレンジへの文句というわけじゃなく、ああいうのは今までのT.M.R.イズムになかったじゃんと思い、ネガティブな気持ちに追い討ちをかける。
でも、とにかく西川くんが本気なのはわかった。やりたいことをやってるんだよね。それが受け入れられないのはもう仕方ない。自分がおとなしく身をひこう。今回のツアーがたまたま自に合わなかっただけ。また次のツアーにくればいい。むしろ、この反応がわかっていながら具現化して決行する西川くんは凄い。一応誉めて、いる。
初日だからとかじゃなく、今回のは何度来ようと変わりようがない。旅行を兼ねてとはいえ、この気持ちのまま、遠出まで…できない。。
しかしさっそく明日のチケットがある。
とりあえず、もう一度見て考えよう。
…ただ、笑いをこらえながら聴いたO.L.が絶品すぎた。ラストリゾートやvestegeなどバラード群も良かったけど、いかんせん爆笑映像に挟まれていただけに、本当に勿体ない。
ほか、魔弾など、歌い崩しや客席に振ることが少なくて、初日の気合いのようなものも感じた。
そして好みはさておき、映像に挟み込まれている曲が案外リンクしていて、映像のために曲作ったのかと思うほど、といったら完全に言い過ぎだけど(笑)、こんなうまいこといくんだと関心した。確かにガンダム絡みとか世界観の近い曲が多かったんだなぁ。
あとは、最近のモニターってホントきれいね。vestageの終わり方が映像とシルエットが重なってキレイだった。
座間2日目。
自分への(今回のツアーについての)最後通告のつもりで参加。
…んー?!
なんか、力強くていい歌いっぷり。。
昨日は映像に驚きっぱなしで、半分も西川くんのこと見ていなかったんじゃないかということに改めて気付く。
昨日、もったいなかったな。(でも映像に気を取られすぎて、、)
一度見て映像への驚きが薄れた分、歌がちゃんと耳に入ってきて、気持ちが前のめりになっていく。
昨日とまったく違う方向に気持ちが揺さぶられ、戸惑う。あ…あれ?
昨日からの自分と独裁の歌詞とがリンクしすぎて笑ってしまった(笑。
2、3曲目で、思わず隣の友人に「なんか、いいね」
…と言ってすぐ、あれ、声悪そう?と感じ、そこからあっという間にガラガラ声に。
や、これはヤバそう。いつぞやのイヤカンを思い出した。私が聴いたなかで三本の指には入る酷さ。
しかし演出上、水分を取るタイミングがない。持ち直して!と念じる。
こんな声は聞きたくないし、今日だけの人に、この声の記憶で帰ってほしくない。心の中で、頑張れ頑張れ頑張れと何度も唱えて少しでも回復するのを願った。
(この辺から、昨日とは気持ちの状況がだいぶ違うよね。。)
(…完全に母性本能?をやられてるよね。。)
ようやく引っ込んで持ち直したと思っても、一曲の半分くらいまでくるとまた声が出なくなってくる。
しかし2日目からこれはよろしくないな。。と思わざるを得ない。酷い。
アンコール後のMCは何もしゃべらず客席を煽るだけ。それでも上手く場はもったし、昨日みたいな変な空気のMCがあるよりよかった(笑。
話すときと歌うときとじゃ声の出し方が違うというけど、この時はただ発声するのをセーブしてるのかな?くらいに思っていた。
しかし前日どおりの2曲のあと、擦れる声で「こんな声で申し訳ないけど」と、初日にはなかった曲を追加。
無理してるのは誰もがわかっていて、歌わせる部分も増える中、頑張ってシャウトしたり、が痛々しくも、気持ちが伝わってくる。
プロとしては全然ダメなんだけど、ピンチの時に出る必死さが命のきらめき(←クサいな…)を放っているよう。
どん底に落ちた自分が復活するには十分有効な荒療治であった。
で、一連の流れの中で生まれた一体感ももちろんあってそれがtwitterでも拡散されているけれど、
プロ失格の出来事をあまりに美談化されているようでちょっとモゾモゾもする。。
本人の立場からすれば本意ではないはずだし、褒められたことではないから。。
嫌な言い方だと茶番のようで。
まぁ、多くの言葉はなくても、繋がった感があった。
結局、私の求めていた「T.M.R.のライブらしさ」が生まれることになって、結果オーライということか。
いや、こんなのはホントはダメなんだけど!
って、そう頻繁にあることではないし、堅苦しいことはまぁいっか。
最後、何度も何度も長い時間頭をさげ、こんなステージで申し訳ない、やらせてもらって感謝、のセリフで、これはもう完結。
そして、ショックを受けたり戻ってきたりを未だに繰り返した(しかもたった2日で)自分にゲンナリ。
ここを長い間放置するほどまったりとファンをやってるつもりだったのに、こんなに振り回されてしまって、何も変わっていない。。だめだこりゃ(笑。

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