hideさんの追悼イベント、行ってきました。
ちょっとノロノロしてしまったので、会場に入ったときはマキシマムザホルモンさんのMC中。明るくて元気な口調で「hideちゃんが・・・」と話していて、会場も暖かく笑っていたりして、そのアットホームさに何だか“追悼イベント”という感じを妙に受け、勝手にホロリと・・・;
彼らのことは名前とビジュアルしか存じ上げず、楽しい風貌(誉めてる)と、さっきのMCとで勝手にイメージを作ってしまっていたのだけど、曲を聴いたら思いがけず自分の許容範囲内で意外。カッコいいし、ドラムの女の子のパワフルさも凄いし、楽しい。私の席の周りにもファンの人が結構いて、みんなすごく楽しそうで、ここのファンになるのも楽しそうだな~♪なんて。
西川ファンの出動率があまり高くなさそうかと思った割には、そこそこいそうで安心・・・したのだけど、このホルモンさんで会場が結構盛り上がっているのを見て、“・・・はて、西川さん時はここまで盛り上がるのだろうか・・・”と、不安に。。。(LIVE EARTHのこともあったし・・・)
西川さんの登場は、18:00過ぎ頃、メインステージ(a-nationみたいに左右にもサブステージが)で。a-nationとかと同じく、日が暮れる手前。サイドのモニターに“T.M.Revolution”の文字が映し出されると、大きめな歓声で、みんな立ち上がる。・・・あれ、結構受け入れ態勢としては良い感じでは。
ステージに現れてマイクスタンドまで歩いていく様が、なんだかふてぶてしい感じで笑ってしまった。なんであんなに偉そうなんだと(笑。衣装は、革の長いジャケットにファスナーがいっぱい付いてる感じ?。遠目に見ると甲殻類っぽい。で、turbo-webのDIARYにも載ってたけど、髪、長っ。
1曲目、ignited。
曲の具合と、歓声と、ファンの盛り上がりに、一気に場違い感を感じつつ(笑汗)、様子を見つつ軽くノる。いくらSEEDでアニメファンには知られている(っぽい?)とは言っても、今回の客層はあまり知らないのではないかなぁと思いつつ。
2曲目、Zips。
またメジャーどころではない曲が。他のアーティストに比べてマイクの音量(?)が控えめなようだったけど、なんとなく持ち直した感じ。
-MC-
このイベントに出ること、出させてもらうことの意味や意義を考えたりしたけど、そんなことは後からついてくるもの。大事なのは、みんなが同じ場所で同じ人を想って、ここにいること。これがすべてだと思います。
・・・大人で、よいMCでした。お客さんからも、自然に拍手が起こっている感じ。ちょっとヒヤヒヤしていたけど、変なこと言わなくて良かった(笑。天気が回復したことも、「ここにいるみんなのおかげ」。自分が晴れ男とか言わなくて良かった(笑。(でも、ホントに晴れちゃった。カッパもいらなかったし、濡れていたであろう椅子も床も乾いてたよ。)
3曲目、MCからの流れを受けて、vestige。
これは順当に、やるんじゃないかなと思っていた曲。まぁメジャーどころではないけど、(そもそも、メジャーどころって結構古い・・・)、曲の詞まで聴いてもらえればよいなぁと。
そんな個人的なの思いがあってか、曲中、何度も鳥肌が立ってしまった。なんか、やっぱりこの人、いい歌を歌うんだなぁ。曲の合間にマイクには入らない声で何か呟いたり、天を仰ぐ仕草も。
4曲目、まだ聴き慣れないイントロで、resonance。
ファンですらまだ馴染みのない曲が。まだ慣れないなー。上着を脱いで、露わになった二の腕はちょっとムチムチしているように見える。背中は・・・網々。
5曲目、夢幻の弧光。
6曲目、LOVE SAVER。
“また知らない曲だけど大丈夫か~!?”と友達と顔を見合わせたところ、ステージから西川さんの、「曲なんて知らんでもいーんです!」・・・の声。煽りもちょっと荒くなって、「勝手にやるんで、よければ付いてきてください」
この辺の煽りから、周りのホルモンさんファンの人たちも“知らないけど楽しんじゃおう”なノリになってきてくれた感じ。
背中の網々、モニターを通さないで、遠目から生で見るとパックリ開いてるように見えるねー、と言っていたら、網々を脱いで金太郎の黒Versionみたいになってた。ニューヨークでのライブと同じだったのかな?
7曲目、UNDER COVER ツアーの始まりのイントロが流れ、HIGH PRESSURE。
(やっと知ってる曲が/笑)
客席に両手を上げさせて、「簡単ですよー」と、手拍子を促す。
「そのまま飛ぶ!」と、飛ばせる(笑。
振り返って会場を見渡すと、結構よい塩梅になっていたなぁ~。
「みなさん最高!、おまえら最高です!」と何度も繰り返すのが、ややおっさんぽくありつつ(笑)、嬉しそうだったし、嬉しかったなー。
ignitedの時点では、どのくらい(自分も)盛り上がれるかわからなかったけど、自分の長袖をうらむくらい、汗かいて楽しみました(笑。
サブステージの端から逆のサブステージ側へターッっと走って行ったり、柵に上ったりするのはT.M.さんならでは。そろそろ、勢いよく転んだりしそうでこわいけど(笑)、小柄なせいか走る姿は若く見えるし、一応まだ現役。曲の中のポイントで、近くにあるカメラに目線を送ったり指差ししたり・・・と、せっかくカメラ目線にしたりしてるのに、ことごとくモニターに映っている映像には採用されておらず(笑。WOWOWの方で入るのかしら・・・?
花火のような特効や銀テープなど、賑やかな演出もあり。
ラスト、hide with Spread Beaver。
この頃にはすっかり日も落ちて、雰囲気がガラッと変わった感じ。
演奏はありつつのフィルムライブのようだけど、hideさんの映像と生の映像がチョコチョコ切り替えられると、あたかも本人もステージにいるよう。2曲くらいしか知らないつもりだったけど、半分は知ってる曲。特に意識していなかった10年前の自分も、結構耳にしていたんだなぁ。
最後には、花火が。
残念だったのは、やっぱり空席が多かったこと。
せっかくのイベント、作る側が責任を持って満席になるようにしてほしかったなぁ。YOSHIKIさんもTOSHIさんも来てないしね。わざわざ2Daysにしなくても、な感はあり。(そういえば西川さんのhideさん曲のカバーもなかったなぁ)
そして、何となく2日目も行きたいような気になってしまったのでした。(行かないのだけど)
・[写真つき] hide追悼公演:OZMA、トランクス姿で「アゲ♂アゲ♂」熱唱 東海林のり子が開会宣言
↑ちなみに、この2記事が出た時にはまだ登場していない(笑。
・hide with Spread Beaverが追悼ライブで10年ぶりの再結成 3万人のファンを魅了
T.M.Revolution セットリスト
1、ignited
2、Zips
-MC-
3、vestige
4、resonance
5、夢幻の弧光
6、LOVE SAVER
7、HIGH PRESSURE