とんねるず武道館、昨日時点ではネタバレNGだったのであらためて。
オープニング、T.M.R.西川さんの武道館を思い出させる、マイケル的な静止ポーズ。
からの1曲目「情けねえ」。銀テープも飛んで、たしかに最高潮感・本編終了感はあったけど、二人は本当にそのまま満足げに舞台袖へ。
「本日の公演は、すべて終了ー」の表示とアナウンスで、初っ端から笑わされる。そこから20曲超のアンコール(笑)へ。
バンドメンバー紹介では、藤井尚之氏の♪ONE NIGHT GIGOLOから、スリッパでのハタきの一連の流れを再現。これを生で見られるとは!
知らない曲もあったけれど、あの時代に作られた空気感が次々と放たれて、“知らないからつまらない”とはならず、知らないのに感慨深くなってしまう。
両サイドには縦型のモニターにそれぞれ二人の姿が投影。頭上の細めのモニターにはリリース年と曲名、中央のモニターは曲ごとのイメージ映像など。
曲ごとの映像も、わたせせいぞう……っぽいというと違うのかもだけど、ポップでキャッチーで可愛かった。
(あとからツイッターでLED担当しましたという書き込みを見かけたのだけど、テレビの歌番組での背景とかも担当されているっぽかった。
そのほか、イラストレーターの方の書き込みもお見かけ。おそらくそちらは“がじゃいも”の映像かな。)
途中、カラオケ映像的なところでは、タカさんと満島ひかりちゃん、ノリさんと光石研さんが共演。名もなき女優さんかと思いながら見ていたのだけど、頑なに顔を隠している感じから“誰か”だろうと思い、ステージよりも後ろの映像が気になってしまった(笑。
特攻はレーザービーム的なものと、炎と、銀テープ(無地。1曲目)と金テープ(ロゴ入り。アンコール)
※ちなみに2日目は金テープ(無地)→ 銀テープ(ロゴ入り)の順番だったらしい
とんねるずのライブは初めてで事前勉強もしておらず、ゲストが来たりしてワチャワチャするのかな?と思っていたので、まさかこんなにアーティストとしてのライブだとは思っておらず!
これ、往年のライブとしてのファンだったら本当に嬉しい演出だったと思う。
周年行事に基本的に余計な演出はいらないのよ!(ダンサー呼んで口パクとか本末転倒なのよ)(脱線)
二人揃って歌う姿、二人“だけ”でいいというところ。
タカさんが二人だけでやりたいと思ったのか、ファンの心情を思ってのことなのかはわからないけれど、
結果的には本当に正解。
バンドはしっかりしている、特効類もいい意味で必要最低限、モニターの使い方もちょうどいい。
ちょっとしたおふざけは随所に散りばめられてはいるけれど、過度な演出もなく、基本的にはシンプルにライブを楽しませることに徹していた。
ノリさんの歌のうまさ。今でも現役で活動されているかとは思うけれど、衰えるどころか余裕でうまい。
エンディングは、星降る夜にセレナーデ。録画とかが残っていないから記憶の彼方だったけれど、みなさんのおかけですのエンディング?で流れてたよね。遠すぎる記憶を呼び起こされた。小学生?中学生の頃、水・木が楽しみだったんだよな〜〜
タカさんの最後のMC、
自分としては歌を歌うことはもうないと思っていたけど、ファンからのメッセージを見て、ファンに卒業の機会を作ってあげなきゃいけないと思った(意訳)的な言葉に、「え、今日ってそういう日だったの…!?」と焦る。これであらためて一区切りだと突きつけられ、会場のファンの人の気持ちを想像しても辛い。
でも「また」がありそうな、そんな気配もしちゃうね?
次はチケットが手に入らないかもしれないけれど、それでもまたライブをやってくれたら嬉しい。初めてのライブが最後のライブになるかもしれないけれど、いまさらファンになった感じで、感想やらをネットで探してホクホクの気持ち。