イナズマロックフェス メモ

ちゃんとまとめられてませんが、ざっくり覚え書きメモ。
イナズマロックフェス、2Days行ってきました。
“西川フェス”、こんなに楽しく不思議な気持ちになるイベントになるなんて、想像してなかった。終わって欲しくない!と、楽しさとしんみりが共存する、本当に幸せ~な場所でした。
行くまではどんなイベントになるのか想像つかなくて、淡々とアーティストが登場してそれなりに盛り上がって、物産展と言っても屋台が多めに出てるくらいかなーとか大きな期待をしておらず。西川さんの誕生日の滋賀イベントだから、義理で行くみたいな。。
しかし、そんなの本当に失礼な話で。
草津駅についた途端、自分の想像していたものが全然違っているのを目の当たりにして喉の奥からむせび泣きそうになってしまった。
沢山の人の流れと臨時精算所の設置や”帰りは混雑します”のアナウンス、構内に掲げられた誘導用の看板、駅の観光案内で地図の配布、シャトルバス乗り場への誘導のために点在するスタッフの人たち。
“西川くん主催のフェス”にこれだけ現地で人が動いていること、ましてやその”現地”がこの滋賀であることに、なんとも言いあらわせない感動のような気持ちが湧き上がってきたのでした。
そしてこの駅で感じた気持ちは、この2日間のあいだで何度も感じさせられることに。
徒歩10分、じゃないだろう、と思えた地味に長いシャトルバス乗り場への道のりも、細かく配置された係の人が声出して誘導してくれていて、それも皆さん感じよく、人の温かさを感じたり。普通のライブじゃこんなの見たことなかったし、他のイベントでも、係の人は普通に自分の仕事をこなしているだけっていう感じしか受けてこなかったからなぁ。(それはそれでも構わないのだけど)
バス乗り場で買った往復チケットもロゴ入りでわざわざ用意されていたり、バスに揺られて到着した会場でも、立派なゲートにかわいく作られたタイムテーブル、そして想像の5倍(自分の想像比)の出店など、いちいち感動したり驚いたり。なんだよー、こんなにちゃんとしてるなんて想像できてなかったよー・・・。
…と、こんな話に終始してしまいそうになるのだけど、人だけでなく、天気までも味方してくれて、本当に気持ちも身体も清々しい気持ち。そう、天気も何てよかったんだろう。焼けそうな日差しながらも、木陰はカラッと涼しい風が抜け、ハワイみたいなリゾートな気分(いいすぎ?!/笑)。
日中はその日差しと暑さを避けて、客席後方のピクニックエリアでのんびり楽しんだり、飲食ブースでウロウロしたり。ワンマン野外ライブじゃできない楽しみ方ができてよかったな。この出店、終演後も開いていたので夕飯にも利用させてもらいました。ビール飲んだりしながら余韻楽しめてよい感じ。
360度の空、頭上には雲もなく綺麗な晴天、そして夕焼け。紫がかった澄んだ青からオレンジが濃くなって行く中、空の高いところを鳶がまるで凧のようにスィ~っと気持ち良さそうに飛び、山の裏に日が落ちると逆光で山の縁がクッキリと見えて、、こんな綺麗な温かい夕焼け、見たことあっただろうか。
と、この夕焼けは1日目だとUverの時間帯に当たっていたので、西川ファンとしては惜しいところではあったのだけど(笑)、日が落ちると逆にステージからの光と音が暗闇に放出されているのを実感したりと、ほんと、気持ちの良い野外ライブすぎた。しつこいけど、本当に気持ちよかった!
暗闇を背にabingdon boys school登場。
イベント自体は1日目の終盤を迎えているとは言え、当の西川くんが初めて姿をあらわすのはこの時。お呼ばれのゲストじゃない、責任あるパフォーマンスだなと緊張。
「LOST REASON」でmicro君登場。このコラボもよかったけれど、以前microくんの代わりにTAKUYAくんが出てくれていただけに、ちょっと微妙な感じだったりしないのかしら…?と思いきや!レコーディング前の新曲とのことでTAKUYAくんステージに登場。フェスならではのコラボがわずかながらも実現されていて嬉しく楽しい。そして、TAKUYAくんといる西川くんを見ると、だてに13年、20年やっていない貫禄のようなものを感じつつ、でも対等に戦うような歌いっぷり。(社長とパフォーマーを兼ねている風貌にも見え、頼もしいような、ちょっと寂しいような)
MC中だったか曲中だったか、西川くんを菩薩のような表情で見る柴さんがかわいかったな~。
そしてもう1曲、この場所を思いながら作ったという新曲。初日を振り返りつつ、いろんな感情がよぎりつつ。
2日目、初日同様の見事な晴天。
前日同様、ピクニックエリアや屋台付近を行ったり来たりしつつ。
途中、石川さん達のいるブースをたまたま見つけ、本間さんぶるんさん含め一緒に写真撮ってもらったり(笑。いい記念だ。
そして日が落ちた頃、T.M.Revolution登場。
どんどん気温が下がって、薄手の長袖を羽織っていてもかなり涼しい。というか寒い。
1曲目、resonance。あまり得意な曲ではないんだけど、とりあえず寒さを吹き飛ばすため必要以上に身体を動かす。と、なんだか必然的に(?)楽しくなってきちゃって、その後の怒涛のザ・T.M.R.曲がとにかくひたすら楽しい。セットリスト的には全く新鮮さのないマンネリなものなんだけど、これが私の青春だったんだなーと思いながら、それは過去形ではなく今でも何度何回繰り返しているものだったなぁと何度目かの実感。何年か前まで感じていた、気持ちが無になる楽しさをもう一度感じられて、この二日間感じていた感慨的なものを感じる間もなく、楽しんでいる事に支配されていた。数年前となんら変わらない気持ちが自分の中にあることにちょっと驚きもした。しつこいが、本当に楽しかった。変わり映えのないセットリストなのに・・・(それもしつこい)
そしてMC。
「じいちゃんに見せたかったなぁ・・・。見てっかなぁ・・・。」のセリフにはまた涙腺を緩ませられる。
妙に「区切り」的なセリフが多く、「え、まさかT.M.Revolution終了?」とも思えなくない妙な言葉選び。そして出てきたのは、想像とは真逆のもの。まさかの新曲。前日のa.b.s.では新曲が2曲あったけれど、まさかTMさんで新曲をやるなんて120%想像していなかったからめちゃくちゃビックリした。まさかすぎた。
いつぞやのサマクラで、「これでTMさん休業か」という時は、これからの明るい未来を思ってワクワクしていたのだけど(それはSEEDでめためたに崩されることになったのだけど)、今回の「まさか」が真逆だったことには超安堵したのでした。私、どんだけT.M.さん好きなんだろう。a.b.s.があろうが、やっぱりTMさんにはTMさんらしく活動していて欲しい。未だ私はa.b.s.に馴染みきれず、T.M.さんが心のホームなのだよー。
アンコール。
イベントをやるにあたって心の支えになってくれていた人と中継が繋がっています、とモニターにさんまさん登場。
・・・後ろのシルバーの幕がアヤシイ。これは、来てるな!と半ば確信しつつ、しかし忙しいさんまさんがこの琵琶湖のほとりまで来るものだろうか???とも。しかし、本当に来ちゃっているんだな。ステージの奥から現れた姿に大きな歓声。まさかのサプライズにテンションも上がる。テレビと変わらない二人の掛け合いにほっこり。さんちゃんのあの引き笑い、生で聞けるなんて!笑。
そしてさんまさんとハイプレを踊る西川くんのかわいいこと。ちょうど目の前で見られて嬉しかった~。
MC中だったか曲中だったか、西川くんを菩薩のような表情で見る長谷川さんがかわいかったな~。
ラスト、お礼の言葉とそれはそれは長いお辞儀。
「ザ・西川フェスin滋賀(しかも誕生日)」の感じ満載だっただけに、他のアーティストのファンの方にはどう思われたイベントかわからないけど、出演者、スタッフみんなの温かさを感じて幸せなイベントでした。あの西川くんが主となって、県を巻き込んでのお祭りみたいなイベントを作ったこと、来てみてはじめて”凄い”と思った。…思うのが遅すぎですが。。
終演後の花火。
湖面に付きそうなくらいの大きな花火。空気が澄んでいるからなのか何なのか、花火の火花が繊細に見えて、こんなに綺麗な花火を見たことがあっただろうか、と。
全て、想像よりもよくできていて、驚いた。
音響も、”野外だからこの程度だよね”っていうストレスを感じることなく、歌声も嘘のようにクリア。
トイレも酷いほど並ばず、屋台もさほど並ばず(サラダパンは行列にすらお目にかかることができないまま完売していたけど)、ブロック内もゆったりめで、全体的に快適。進行もタイムスケジュール通り。むしろ前倒し気味で、しっかり20時に終わるという。
転換時に登場してくれたお笑いの人たちも、最初に出演が発表された時は”なんでお笑いの人が?”と印象が良かったわけではなかったのだけど、滋賀出身のナベアツ氏やムーディー氏の登場は思いのほか楽しく和める感じで、”転換の待ち時間長いな~”という思いも緩和されてよかったのでは。あ、早めの時間には大岩正志氏も。生ローズが見られたのは自慢だ(笑。
とにかく、西川さんお疲れさま。めちゃめちゃ楽しい夏の思い出ができてよかった!
一ヶ月くらい前に、「客が座敷に20人しかいない」という夢を見たのだけど(なぜ座敷)、正夢じゃなくてよかった(笑。

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