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* ラストイベント、スペシャルライブへ
17時30分、再度ツアーデスク前に集合。 来た人から順にライブの入場順となる整理番号の抽選。抽選を終えた人からバスでハワイ コンベンションセンターへ移動。その車中、スタッフの方の「元気ですか〜?」の声に割と元気良く返事をする参加者達。ウォーターパーク帰りの車中はみんな疲れて爆睡だったので、数時間でリフレッシュしてた事に驚いていた(笑)。そして、“決まった呼びかけのようなものがあったら聞かせてくれませんか〜?”と言われ、車内で起こるturboコール…。 ちなみにこの移動先もバスの中で知らされたのでした。そっかー、ビーチとかではなくちゃんとした会場で行われるのね。今回のハワイイベント、あまりハワイが全面に出ていないよねぇ?(写真撮影も普通の室内だったし)。 10分ほどで会場着。早いバスで来てしまったので、他のバスの到着を待つ。番号順に整列して会場へ。しかし開場していないのか(?)理由がわからないまま結構待たされてイライラモードの人も。窓の外を見ると、さっきまで夕焼けを作っていた夕陽も落ち。 しばらくして場内へ。番号順に整列して入場。ホテルの会議室みたいな(?)部屋にステージが作られて椅子が並べられている。横28×20列くらいだったのかな? 自分は限りなく最後列に近い端っこの席だったので、背筋伸ばさないとちゃんと見えない(笑)。 開演前に、“最後にプレゼントがあるので、1人ずつの退場となります”とのアナウンス。1人ずつ退場…? 勘が当たるかはともかく、プレゼントってもしやモノではないんじゃ…という予感が頭をかすめる。 * 開演 場内に流れていた音楽が止み、照明が落ちる。西川くん達登場。 BOADING 歌いだしの音が聞き取れず、最初の一小節聴いてもピンと来ない…。曲がBOADINGという事は歌詞からわかるけれど、何アレンジ???としばし首を傾げ。次の小節辺りからはちゃんと聴き取れました(笑)。詞の内容はさておき、ハワイに来ている事とタイトルのBOADINGがリンクするよう。 サビ部分、ハモっている声が!? と、その主は淳士氏。歌も歌える人だけあってなかなか面白いハーモニー。メンバーとハモっているというシチュエーションに妙に感動。 Tide Moon River うーわー…。すっごカッコイイ。この曲って結構低いんだと改めて感じさせる低めの歌声にグワーっとシビレル。サテライトの1曲目だった時も良かったっけ…。ギターを持ってはいるけれど、手元に気を取られているとは思えない、しっかりした歌。スピーカーの類がどうなっていたのかちゃんと見えてなかった(家庭用スピーカーみたいなのが積み上げられてる感じだったと友に聞いた/笑)んだけど、西川くんの声が真っ直ぐきれいに聴こえて気持ち良過ぎる。 TO BE WITH YOU (MR. BIG) 聴いた事あるけど曲名とかわからない…と思いつつ、際立つ西川くんの歌声。途中に入ってきた思いがけないサポメン4人のコーラスと、またそこに入ってくる西川くんのメインボーカル(違う人の声が混ざると西川くんの声が改めて際立つなー)。いつも見ている5人のハーモニー。すごいすごいすごいすごいー…。今まで見たことのない光景がなんとも暖かくていとおしい。もちろん今までだってみんなでステージを作っていたことに変わりはないんだけど、声が出てるという事がまた新鮮な暖かさを生んでいて感動。みんなで練習して備えてくれていたのを想像すると微笑ましくて(っていうと失礼かな/笑)嬉しくて。(柴さんも歌ってるし…!) カバーをやるにあたって、この曲はメンバー間でもすんなり決まったとの事。歌い終わってから選曲についての説明もしつつ、何やら妙に照れちゃってて“お恥ずかしい”など連呼していた。んな、照れんでも〜(笑) しかし、昼間にイベントがあったせいで、“さっき自分達と一緒にふざけながら歌合戦やってた人たちが、今はステージで演奏しているミュージシャン”てギャップがまた新鮮で面白い。妙な親近感を生んでからのライブっていう流れを企画側が狙っていたわけないだろうけど、このライブでさっきのイベントの株が上昇(笑)。 群情(漫談つき) ツアーと同じくラフな感じで。スムーズな演奏…だったんだけど、間奏で淳士さんがドラムをタタ タ タ タ タタタタタタタタ(ってわかりづら…)ってやる部分で演奏が…止まる。…ん!?!? と目を丸くしていると、淳士さんがおもむろに話し始める。ナニ!?と思ったら、リハーサルの時にドラムがないのでこの部分が出来ないという話になって、だったら漫談をやれと兄貴(西川さん)に言われたとの事(笑)。西川くん楽しそう(笑)。で、あいうえお漫談…じゃなくて何て言うんだっけ…。“あ”から順番にネタ言っていきつつ、ドラえもんの真似など。ステージ上のメンバーも皆アチャーって感じで顔伏せてて苦笑い(笑)。西川くんが吹きだしたのに釣られて会場もドッと吹きだす(笑)。間が持たなくなってヤマにバトンタッチ、曲に戻る。西川くんからの「はーい、皆さん手拍子〜」の声に、手拍子。(この手拍子、いつもの倍の早さだったんだけど…/笑)。柴さんのギターの良さにもメロメロ。 LIGHT MY FIRE イントロ聴いて焦る。え、もう終わり!?!?待って待って待ってー!!!物足りないっていうんじゃなくて、もっともっと聴きたいよ…!!!と、あぅあぅ。途中、マイクをこちら側に向けて歌を促されたり、HEYの掛け声を促されたり。ちなみに自分は端っこの後ろの席だったのでスタッフ(否西川)の反応が気になってしまって。HEYとかいつものライブでは跳ねながら言ってるけども、この場ではHEYのヘの字も言えなかったよ。座ってて腕だけ上げてHEY!っていうのがどうも馴染めず。 * バースデーパーティと昼間のイベントにも登場されたマニピュレーター鈴木氏を改めてステージ上へ招き寄せる。焼けて真っ赤なダルマみたいと笑いながら、B☆E☆S☆T辺りで出会って、今まで自分の頭にしかなかった曲のイメージを形にしてくれた大切な人、と紹介。そんな紹介を受けて、会場全体がありがとうな気持ちになったいい雰囲気で最後の曲へ…。 Twinkle Million Rendezvous …!? 鈴木さんの弾く思いがけない繊細なイントロに…思わず、椅子に座っていながら後ずさりした。選曲の想定はしていなかったけど、この曲やるとは思わなかった(そういや3年前のハワイイベントでも歌ったんだっけ)。 はぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・。すごくスローでゆったりとした「Twinkle Million Rendezvous」。私はJT2以前のライブに参加していないしドームも1日目しか行っていないので、B☆E☆S☆Tではアレンジのせいもあってか別物な感じだったりもして、この手のアレンジ(?)で聴くのはサマクラ2000での2公演以来3度目な感じ。思い入れとか特にあるわけではないんだけど、条件反射かな(笑)、前とは違うなーと聴きながらも、うっかり涙を零してしまった。生で聴く機会が少なくビデオの印象が強いから、他の曲以上に今の声だというのを感じる。淳士さんも柴さんもこの日の為に練習してくれたんだ、と、またジーン。 * MCから “今回のイベント、みんなを驚かせようとアチコチにサプライズを用意していたんですがいかがでしたか?ライブも、みんなのスケジュール空けてもらって練習して、自分の希望を通してもらいました”というMCに、あーもぅ、ありがとうー…と思わずにはいられない。本当に、いいライブを作ってくれて見せてくれてありがとう。“自分ばっかりグッと来ちゃってますが”と西川くんは言っていたけれど、いやいや、きっとみんなそうだよ。 自分の心のやらかい場所(@夜空ノムコウ)が、優しさで締め付けられてるようだった。 * 一段落、おつかれさま。 ツアー、アメリカライブ、夏のイベント、そしてこのハワイイベント…と続いてきた一連の流れもこれで一段落。最後のサポメン紹介。終演後、PA卓の所でスタッフ同士が握手していたのを見た。お疲れさま、ありがとう、の光景がここにも。。。 * 終演、最後に… またライブで会おう!の言葉を残し、終演。若干起こるturboコール。もう1曲!の気持ちはあったけれど、司会の方も登場されて、客席後方のブロックから1列に並び順次退場の指示が。 自分は…、西川くん今ごろ裏から急いで会場出口付近に移動してるかな?と思いながら、握手を想定して手に持っていたカバンを首にかけ、両手を空けてみる(笑)。 スタッフが扉を開くと、扉の外ではスタッフがウロウロしていて、黒いカーテンがちょっと見えた。…あぁ、いるんだ…。 自分はほぼ最後列の端っこだった為、入場とは逆に先頭付近。10番目くらいだったかな。緊張する間もないほどで、むしろコレを書いている今の方が思い出して緊張(笑)。 1人ずつゆっくりカーテンの中に通され、自分の番に。初日の写真撮影の時もそうだったけれど、スタッフに急かされる感じがなかったのがありがたく嬉しかった。 黒いカーテンをくぐり、ゆっくり西川くんの前に。笑いながら、ユルユルの笑顔で迎えてくれた。こんなライブを見せてもらった直後の西川くんを目の前にできるなんて。 今まで何度か握手をさせてもらう事があったけれど、感触って毎回見事に違う。今回はライブ終わりで昂揚しているのか、すごく熱い手だったな。そんな熱さを感じながら、即ライブの感想というか今の気持ちというかお礼を言うことができた事が嬉しかった。ライブとこれとで、もう何が何だか。。。 * カーテンを抜けると、先に握手を済ませた人たちが静かに泣いていた。もうね、キャーとかそういう雰囲気じゃなく、ただただジーンと。 ホント、ステキな企画ありがとうございました。 |
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