にわかトリノ五輪観戦-5

21日夜→22日早朝分。
3時半頃起きて女子フィギュアSP。
安藤美姫選手、最近不調な姿や浮かない表情を見ることの方が多かった気がしていただけに、見ている側の緊張も和らげてくれるような柔らかで落ち着いた様子の演技を最初から見せてくれたのがちょっと意外なくらい。着地の危ういところはあったけれど、それでも全然安心して見られたし、すごく心地よかったな。(でも髪は長い方が好きだったので惜しい)
前回の金メダリストサラ・ヒューズの妹エミリー・ヒューズの自信に満ちた演技は、ちょっとの失敗もチャラにしちゃいそうなくらい(笑。応援に来ているサラ・ヒューズも度々映されていたけれど、噂通りちょっと太めな姿はあまり映さないで欲しいかもね…。
その後のスルツカヤ選手、最初の表情を見たら前回も前々回もメダルに届かなかったのを思い出して、取らせてあげたいなぁと。勢いのある曲調も印象を後押ししてるんじゃ!?と思ったけれど、そういう曲調だけに勢いが見合わないと逆に貧相に見えるから、演技と曲もマッチした相乗効果もあったかな。ミスらしいミスもなく流石。確かにもう狙うものは金だけだもんね。この時点で66点台はダントツの1位。
6時頃、荒川静香選手登場。
彼女は前回のソルトレークは出ていないので長野以来8年ぶり。今は良く言えばクールビューティー、言い方変えればキツい感じがあるけれど、昔は前髪短くて眉も太くて素朴だったよねぇ?!…というか、単にまだ子供だったということかな。貫禄をまとった立ち姿と安定した演技は8年の年月に培われてきたものなんだろうな。本人の満足行く演技が出来たことが見ている方としても嬉しい。そしてその本人もビックリの66点台が出て、スルツカヤに次ぐ2位。
このあとメダル候補の選手が何人か残っているけれど、2日後のフリーはメダル争いも含めて見ごたえありそう。
しかし、直後のニュース番組での紹介のされ方にガクリ。安藤選手にしても荒川選手の演技にしても、失敗気味のところを取り上げなくてもなぁ。ニュースだけ見たら“あぁ、やっぱりミキティはイマイチだったのね”とか思われそう!
競技だから点数が重要なんだけど、やっぱり点数にはあらわれない部分とか個人的な好みがあるから、表面的な報道にはなんだかションボリ。
自分で最初に書いた“最近不調な姿や浮かない表情を見ることの方が多かった気がしていた”っていうのがそもそも、そういう報道から植え付けられた意識かもしれないなと反省も。
さて、7時頃に村主選手登場。またも睡眠不足。今夜はサッカーのインド戦もあるんだよねぇ(笑。
というわけで、村主選手終了。
やー、良かった。ちょっと泣きそうになった(笑。クールな荒川選手とも違った魅力ありつつ、完璧に近いのではと。点数は61点台。
最終滑走はサーシャ・コーエン。競技を超えたショーのように盛り上がって、いや、流石。66点台後半が出て、最終的に1位になり、スルツカヤ選手が2位、荒川選手が3位、村主選手が4位に。安藤選手はジャンプの失敗さえなければとは思うけれど、荒川選手以降の選手の点が出づらくなっているように見えただけに、8位は上々かと。
さて、既に7時半。1時間くらい寝るかな…

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