1回目のアンコールメモ。自分の記憶用に。
ステージに戻ってきて目に入ったのは、まず
…衣装が違う!と。
薄手で白いノースリーブのカシュクールで、インナーは黒のタンクトップ。5/30のannで着てたのと同じ感じかもしれないけれど、このannの写真よりもっと女性的なイメージでした。
次に、
…椅子がない、ね。
んー…本編が盛り上がったからpied piperもありえるのだろうけど、栃木でやったばかりだし最近piedづいてるから、、、これは新曲やっちゃったりするかも…!?と微かに頭をかすめる。
立ったままのMCで前日に心斎橋を歩いていた話や衣装を涼しげに衣替えした話などした後、一呼吸置き、ちょっと心臓に悪い感じの落ち着いた口調に変わる。人生を絡めた内容や今までの道のりを振り返る内容に、西川くんやt.m.r.としての痕跡、また先日の名古屋・大阪の諸々を重ね合わさずにはいられなく。同時に、あー…これ、piedの流れじゃないや、新曲やっちゃうな、やっちゃうな、やっちゃうー………
…会場の空気を濾過するようなvestigeのイントロが大きく流れ、場内は驚きと喜び…なのかな、おそらくそういう種類の歓声があがる。私は、歌うべくして歌う自然な流れの中で驚きや喜びを感じるという事はなく、むしろこの感じを自分の中で壊さないようにと冷静さを保ちつつ、ジッと耳と目を凝らしステージを見ていた。
いつでも独唱だけど、ステージでただ1人歌い始めた西川くんの姿。強いのに壊れそうな。
歌詞はうろ覚えだけど、先に書いた西川くんやt.m.r.としての痕跡を意識させられて胸がザワザワし、奥歯に力が入った。SEEDのテーマソングというのは全然頭から抜けてしまって、この歌にSEEDを超えたいろんなものを込めまくる姿と歌声と魂のあまりの迫力にものすごくものすごく圧倒された。
圧倒されながらも、ふとラジオ音源を思い出す。全然違う。これ、全然違うじゃん。妙に嬉しいような感情も混ざってきて、顔も感情も複雑なことになってた(笑)
栃木で聴いたのはアカペラだったけど、バックがついてもしっかり感じられる歌の力。1曲フルなだけに、栃木での勢いとはまた全然別物で。
後半、立っているマイクスタンドの柄を右手で掴みあげ、全上半身屈めてマイクに歌をブチ込む。それでも足らず、曲中に更にスタンドマイクからハンドマイクに切り替えて全身で歌う姿、見てて胸が痛かったけれど、ほんとにちょっとあれは凄かったな。SEEDのテーマではあるんだけどMeteorみたいに曲の世界観を演出するようなタイプの曲(?)じゃなく、思った以上に西川くんが剥き出しだった。
最後泣いてたかもと思わされる感じで、歌い終わった後はちょっと立ちつくしてたかな。。
この曲を歌うたびに抱えるものがあったり、ここに置いていっていいものがあってもいいのかなと言った意味はちゃんと理解できなかったけれど、すごく大切に思えているのは言葉からも様子からも伝わってきてて、大事に聴いてやってくださいとの言葉も素直に嬉しく聞いたよ。
*
発売日がまたフワフワしてそうな事も言っていて、チャートとか気にしないんですがせっかくだったら狙って(意識して?こだわって?だったかな)みようかなと(笑)。
発売日がズレるのって、チャート意識して強豪から逃げてる!?と思ったりするけど、憶測じゃなく本人に真正面からそう言われちゃったら、頑張って1位取ろうー♪なモードになってしまったよ(笑)。発売日がどこまで伸びるのかわからないけど…延期なら音源自体も今日のと差し替えようよ!なんて思ってしまったり。そしてむしろ映像つきで。。…なんてプロに向かって言うのは失礼だけど、そう思ってしまって。
…あ、10年を迎える締めくくりの曲とも言ってたけど…それはまぁ置いといて。
ともあれ、vestige、痕跡。いいね。
ちゃんとSEEDにも合うんだろうけど、私達T.M.R.にも合う曲。
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