要所となる放送をことごとく聞き逃すのは何でだろう…。というわけで、清春さんゲストの回を聞き逃し。聞けたのは、寝ちゃう前の最初の数分と、何故か目が覚めた最後の数分。録音してたから後で聞き返せばいいやーと思ったのに、うっかり残りの分数の少ないMDを使っちゃっていて録音すらできておらず。。
というわけで、最後に名古屋の名残を感じさせるコメントは聞いたものの、ちょっと混乱の残る自分の気持ちを落ち着かせられるほどのものを得られないまま放送終了。結局、夜が明けての仕事中もフト名古屋の西川くんが脳裏を掠める。最後に腕で涙拭いながら、髪をグシャグシャグシャグシャ………としきりに繰り返す姿、痛々しくて、壊れてしまいそうで、心配になった。…非常におこがましいし、何を持って助けるとか救うということになるのかもわからないけど、漠然と包んであげたくなった。
この話をしたのがたまたまステージの上だったから“目の前にいるファンの気持ちは伝わってなかったの!?”と思ったりする人がいたかもしれないけど、私はそういう感じではなくて、この話をライブのMCで言わなかったとしても、私達の見えないところで同じように苦悩していたかもしれない一人の普通の人間としての姿に締め付けられてしまった。
自我が目覚める子供の頃とか環境が変わるタイミングとか、自分の人生とか価値とか生死とかそういうものを考えて、どうしようもない脱力感や無力感や虚無感に襲われて消えてしまいたくなったりすることがあるけれど、今回の西川くん、キッカケはどうであれそういう感じだったのだろうか。…わからないけど、裸の一面、だったなー…。
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…と、人間誰しもに起こる感情だと私は思っていたんだけど、そんな話を随分前に友達にしたら、“全っ然そんなこと思った事ないよ~!?”と、カラカラと笑われながら言われた事があったっけ。たまに“自分にもドラえもんのしっぽが欲しい…(←引っ張ると電源抜ける)”と思ったりしてしまう私にとっては、悩まずいられる人がいるなんてショックだった(笑)。