名古屋2日目

あーーーー……。
あのエビソードは言うべきであったのかどうかと言うのは、もう言ってしまった話だし、それも西川くんであるということだし。そして、1人の普通の人間として感じてしまった、完全な本心だと思うし。
言ってしまった西川くんのファンの私もたいがい(?)なので、言葉をそのまま受け止めて、辛く痛くいたたまれなくなってしまった。
ライブ本編は昨日より西川くんの調子も良さそうに見えて、かっこいいシャウトとか強くて勢い感じる歌が嬉しかったし、ざっくり言えば普通に盛り上がっていたように見えてた。けど、アンコールで、“本編だけ満足っていうなら、求められなければ、これで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。”というような事を言って下がってしまった。結構長く言っていたので、もういっそのことごちゃごちゃ言ってないで下がってアンコールもやめにして帰っちゃえばいいじゃん!って思ってた。西川くんがこっちに向かってそう言ったって、ライブは西川くんと客が一緒に作ってるものだし、連帯責任だよ、と思いながら。
“アンコールやらずに帰えっちゃえばいい”なんて何公演も行くから言えるんだと思われるかもしれないけど、無理にアンコールやってもらったって嬉しくないし、呼び戻したってすぐに西川くんの気持ちが180度変わるわけじゃないし、何かが引っかかった状態のまま結局歌ってもらっても建前のようだしと、半ばムカっとなりながら西川くんがステージに戻ってくるのを待ってた。
こういうやり方は、機嫌が悪かっただとかヘソが曲がってるだとかっていうことにねじ曲げられてしまうけど、みんなのご機嫌伺ったりお茶を濁したり、そういう事はしないので、理解してください。”と言った後、“んー…と。んー…。うー…ん。……………。ん。………えーっと……。”と、MCでもラジオでも言葉に詰まる事ってまずないから、言葉を選んでここまで言葉が出てこないのは相当不自然な状態に。空調の音しか聴こえないくらいの静寂。。“実は…”と口を開きつつ、“…やっぱりやめます”と、ホントに相当相当悩んでる感じで、西川くんに何が引っかかっているのかわからなくて、ジッと空気をうかがう。
“すごくプライベートな事なので”、というから、西川くんが何かしらの決断をしたのかとか西川くん自身に何かがあったのかと思ったけど“いや、自分のことではないんですけど…”、と、客席からの「話してー!」という沢山の声に促されつつ、今日のライブに来るはずだったファンの方が亡くなったと言うメールが来たという話を語り始めた。自分には何ができるんだろう、自分に価値なんてあるんだろうか、音楽で何ができているんだろうか、昨日もそれで立てなくなってしまった。と。
ボルネオで感じてきた事とかも影響しているのかな。1人のファンの方の話がきっかけではあったけれど、それはあくまでも自分の存在意義を問い直すきっかけだったんじゃないかと思う。で、本来ならライブのMCで話すことではない心の中での自問自答を、そのまま出してしまっていたんだよね。
その人に何をしてあげられたかって、その方がどういう思いを持っていたかは全く分からないけど、でももし私が明日死んだとしても西川くんの存在は大きくて大切なもので、私は西川くんから大きなものもらいすぎていて、感謝したい、と思ってしまって、MCが終わって曲に入っても、そんなことをグルグルと思っていたらいつになく涙零れてしまった。西川くんにとって私1人なんて小さなものだし、私がこう思ってしまったことも西川くんの足しになれないのかもしれないけど、小さな私から西川くんに望むものは、身体大事にして健康で歌い続けてくれることなのです。
「また会おうぜ!」は、当たり前に聞けるものとは限らない。これからも聞き続けたいよ。
1回目のアンコールで引っ込んだ時はまだその話をするまえで、いろいろ言うくらいなら言わないでアンコールやらないで帰っちゃえばいいじゃん!とか思ったりもしたけど、、その話の後は、その気持ちが現れすぎている歌すぎて、聞きなれている曲が全部泣ける曲に聞こえた。恋ニモもアルビレオもorbitも、耳に残る歌詞がみんな違って聴こえた。
西川くん、大丈夫かな。。。
失礼しました…。
#追記:病気や事故ではないかと勝手に思い込んでしまったのだけど、その辺りを根本的に違って聞いてたのかも。そうするとちょっと意味合い変わってくるな…。

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