タタッと。
ABORT//CLEAR
一曲目。聴きながら、私は西川くんがどんな曲を歌えば満足なんだろうと頭をかしげた。
浅倉節なのか、それとも一般的になのか、なんだか聴いた事のあるような調子に激しく苦笑。
お気楽な感じも、これは西川くんにあっているのか?と。でも、T.M.Rっぽいと思えばそんな感じか。
なんだかんだでライブでは楽しいんだろう。つか、絶対楽しくて、自分がニコニコ笑っていそうなのが見える。
「欠けている この胸に キミだけがくれる (イエッ)」←この辺、モー娘っぽい。
「まるっきり 変わってない」云われちゃうと なんか ムカつくのは 何故なんだろう」
この歌いだしに、アララ…と苦笑い。
Out of Orbit
何か音質が変?と思いきや、ちょっと変わった展開に「おっ!?」と思う。
あとは通常バージョンとさほど変わらないけど、途中に入るブレイクをはじめ、
無理矢理な新鮮さを合間合間で感じてみたり。原曲とはまた違う爽快感ありで気持ちいい。
INVOKE
(略)
Meteor
-eを髣髴とさせる、というより、まんま?
雰囲気といい使われているフレーズといい歌詞といい、-eの時の曲を繋ぎ合わせた感じ。
けど、ラピュタみたいなバックの音に酔い、ドラマティックっぽい展開に安っぽさも感じつつ、
槇原節があるのもきになりつつ。
そういうのを差し引いても、というのではなく、
自分のハードルを低くしているから、相当グッと来て泣きそうになった。
ライブで聞くのも楽しみ。
「一瞬の彼方で 煌めいた想いが」の所のメロディーが安易でありつつもすごい好き。
サビまでが好きな調子で進んでいったので、サビでガックリ来ないように願いつつ
サビを迎えて、よし!と。
妹曰く、いい曲っぽく作ってる。ファンじゃないから歯に衣着せぬ。
マシャのドラマと同じで、してやられてる。
NEO SPHERE
イントロからして爽快な。
アニメのエンディングにぴったりすぎるのでは。
タイトルバックが流れてるのがリアルの想像できる。
つか、実際何かに似てる。
これも一曲目同様、西川くんの声に合ってるんだか合ってないんだか。
それは人により賛否が分かれるんだんろう。賛否というか、みんなの感覚の問題で。
juggling
を、アコギ版ジャグか!?と思いきや、最初の部分だけ。
たしかにタイトルにはacousticGTR“turbo”starter。
ミスチルのニシエヒガシエかと思った。
Tide Moon River
イントロが、キラキラキラキラ〜&フラジャイルっぽいと思うのも束の間、
スッと一転して歌いだされてフッとこっちに入ってくる。
アコギではあるけれど、フラジャイルのアンサーソングっぽい。と思った。
ボーディング。
最初は、へー、いろいろ実験ぽくて面白いと思ったけど、
このポロポロピロピロがなんだか慣れなさそー。
でもサビの暖かい夕暮れのような感じはいいな。
INVOKE-tv
テレビ版INVOKE?と思ったけど、スパッと短いこれはこれで面白い。
けど、アルバムの中に混ざるのは変かも、しれんなぁ。
でもいい記念かも。
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「一曲目はインストでは?」という声を後から見て、
そっか、そういや新しく入る4曲は全部歌モノだ、と改めて思う。
苦笑するほどのDA味・TMR味のするABORT//CLEAR、
-e総集編の風情のMeteor、
青春の匂いのする爽快なアニメエンディング仕様のNEO SPHERE
アコギで今の西川らしさが滲むTide Moon River
4曲しかない新曲だけど、それぞれ違う毛色の曲だから満足。
他の曲もシングル収録とはアレンジが違うのも、アルバムの満足度を高めているのかな。
あー、ミーティア好きだぁぁぁぁー。
どんなに音を大きくしても足りない。早くライブで聴きたい。身体の毛穴という毛穴から吸い込みたい。
この人、いろんな声持ってるなー。
あーあーあーあーあーあーあーーーーー!!!!!!
INVOKEを最初に聞いた時は、西川くんの声を掻き消すようであからさまな浅倉臭を恨むくらいだったけど、これはいいアルバムだな。
forceみたいな寄せ集め感も感じない。
しかし45分程って結構短いね。
相当ヘビロテしてしまった。