「undo」舞台挨拶

岩井俊二//山口智子

1995.8.12
「テアトル新宿」にて

岩井俊二監督作品

「Undo」


「Undo」は、当初ビデオ発売のみの予定だったんですよね。でもこの前の年(94年)にやった一週間のレイトショーが結構な人気だったから 、かどうかはよくわかりませんが 春にビデオの発売はなく「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」と2本立てでの再公開となりました。(これも最初は「PiCNiC」と2本立ての予定だったはず。「PiCNiC」の方が映倫に引っかかったらしく、こちらは公開が延びてしまいました)

で、その時の状況を。前日の11日 午後6時から整理券配布。私の新宿着は2時でした。ただ 映画館をすぐに見つけられずにウロウロ。豊川悦司さんが「愛していると言ってくれ」の撮影が押しているということで来られなくなってしまった為か、この日は「Love Letter」ほど混んではいませんでしたね。けれど それなりに人は多かった訳で、4時半に配布となりました。ちなみに私は106番。

そして。当時の私にとって 本当に待ちわびた日でした(笑)。ただ初めて観た時(94年秋)の印象が強かった為 10ヶ月の間に結構美化されていたように思います。もしくは 「となりのととろ」の様に何度も繰り返し楽しめる類のものではないのかも。よって あの時と同じ気持ちにはなれませんでした。残念ながら。記憶を消してもう一度観たいです。

そのかわり 初めて観た「打ち上げ花火〜」が非常に印象的で。是非是非ご覧ください。カナリお薦めです。

そして舞台挨拶。簡潔に言えば、"山口智子さんが めちゃくちゃスーパーウルトラかわいかった"(@当時の日記より(笑))デス。

岩井さんはよく笑っていて、饒舌にしゃべっていました。逆に元気なイメージの山口さんですが、いい意味で控えめな感じ。

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岩井:ショートストーリーをもとに居酒屋で3人で飲みながら作ることを決めた。

新聞に3人連名で広告を出して お金を出してくれるところを探そうかと言 っていた。

本当に手作りのハンドメイドって感じで。

豊川君が来られれば3人衣装を揃えて"Undoトリオ"って感じにしたかった。

山口:本っ当に暑いですね。こんな日はやっぱり「Undo」を観るのがいいですね。

こんなに沢山の人に来てもらって、劇場で見せることができてとても嬉しいです。

「Undo」は大好きです。

ちなみに司会は近藤サトで、山口さんへの質問

Q.映画の中ですごく縛られていたけれど、どんな気持ちでしたか?

A.言わない(笑)、内緒。一度是非お試しください(笑)

岩井さんへの質問は次回作について。「スワロウテイル」の話を簡単にしていました。

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・・・・・・・・・・・・・といったところでした。

(録音または録画していた方、大幅にこの内容が違っていたら教えてくださいー)

前日はそれほど混んでいなかったと書きましたが、当日は混んでました。道いっぱいでした(笑)かなり多かったと思います。

今回は「Love Letter」の時と違い狭い映画館だったのでアットホーム(?)な感じで良かったです。舞台挨拶も結構長めでした。


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