abingdon boys school「stay away」オンエア

オールナイトニッポン。
うたた寝しちゃっていて、気付いたら2時。
慌ててラジオつけてネットに繋いでみたら、a.b.s音源が流れるっぽいような気配。…ん?もう流れたのかな?これから流れるのかな?と思いながら録音ボタンを押し、そのまま睡魔に負けて寝てしまった。

朝、携帯から様子を伺ってみるとやはり流れた模様。
…うーん、どうしてこう毎度毎度新曲オンエアのタイミングで寝ちゃってるんだ…。別に力説(?)するわけじゃないけど、毎週の通常放送はちゃんと起きて聞いてるんだけどなぁ。

…なんて前書きはさて置き、a.b.sの曲オンエア。

曲自体の感想を書くのが筋なのかもしれないけど、それは置いておいて。
T.M.Revolutionではないものが表に出てきたということ。なにより、それが。
…やっとこの日が来たんだぁ…。

西川くんにとってもファンにとっても、いろいろあっただろう3年間を越えて、お互いよくここまで辿りついたなと感慨深い(笑)。有言不実行だなんて言ってたことが、有言実行になる時が来たんだね。

最初のSEEDのテーマソングを聴いた時のことが懐かしく思い出されるけど、だからって笑い話にはならないけどね。あのタイミングはもう失われていて戻ってこないわけで。良くも悪くも、得たものもあれば失ったものも。

3年前に方向転換をはかりかけて逆戻ってから、大きな期待をすることもなくなり、まぁそのうち出てくるかもしれないから気長に待つしかないよねぇ、と思ってきた。そのうちそのうち…、で、形になりかけていそうで、ならなそうで。地下活動が見えなかっただけに、“そのうち”が果てしなく遠くに思えてた。確かに3年は長かったけど、果てしなく遠くに思えていた分、想像より早くに表に出てきたことはちょっと驚いたかも。

ただ、期待でワクワクしていたピークはその3年前だったわけで、その時と今は随分違う。悲観的な話ではなくて実際の話、気持ちもそうだけど、その3年間で西川くんがしてきた活動も、3年前と今とに違う印象を持たせてる。

この3年間というより、ここ1年くらいなのかな。柴さんが加わった事や、アルバム「vertical infinity」での新しい試み。実際に表に見える活動の中にいろんな伏線があったりしたことで、形式や音に大きな衝撃になることはなかったな。

しかし改めて、T.M.さんじゃないのは明らかで、その「事実」にはニヤリとしてしまう(笑)
前から、西川くんが好きな音楽やってくれたら嬉しいけど、西川くんのやりたい音楽が私の好みとは限らないし、それはそれで構わないと思ってた。1曲だけど実際聴いてみて、こう胸倉を掴まれるような衝撃はなくて、漠然と、嫌いじゃないというくらいで。まぁ、アルバムの中で好きな曲とそうでもない曲が出てきたりするから、「stay away」を聴いただけでどうこういうこともないんだけど、でも、方向というか色には、そっか、と。

いや、だから、「vertical infinity」で結構出してくれたじゃない?こういうのを聴いちゃったおかげで、欲する気持ちが満たされてしまった部分があったんだろうなー。このアルバムが従来のTMさん色バリバリだったら、「stay away」にも“うわぁぁぁっ!”ってなってたのかもしれない。たしかに、浅倉さんじゃないっていうのはもちろん根本的な大きな違いなんだけど、すごく境が曖昧だよね。むしろ「緋の砂」を聴いた時の方が衝撃的だった(笑)。それはT.M.さんの枠組みの中でやってしまったということがより衝撃だったのかもしれないけど。

*

3年前、あの頃よく言っていたのは、「子供の頃の自分が今の自分を見てカッコイイと思うか」。その時は“もうちょっと待て”って言ってたっけ(笑)。今だったらどう言うかな。結構いい線行っちゃうんだろうかな。笑。

西川くんがいろいろ楽しめている状態に整ってきていそうなこと、こういうのを“嬉しい”とか書いてしまうのは、アーティストとしてじゃなく、“西川貴教”という人間のファンだと公言することにもなって我ながらアチャーと引け目に思いつつ。…いや、引け目に思うこともないかな、西川くんて音楽は1つの手段に思ってるところありそうだしね?(…微妙に自爆?

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